2016年3月1日よりインドのアライバルビザ(到着ビザ)が
世界で唯一日本国籍のみに再開されております。
このアライバルビザを利用すればビザの取得忘れや地方に住んでいて
インドにビザセンターいけない方、急な出張が入ったビジネスマンでも
インドに渡航することが可能です。
インドのアライバルビザの場合、現地についてアライバルビザカウンターに行き、
パスポートを出せば簡単にビザが取得できるものではありません。
いくつかの書類を提出し、入国審査官の審査を受けて問題がなければ
アライバルビザを取得となります。
インドアライバルビザがどのようなもので、どのように取得するのか
解説していきます。
インドアライバル(到着)ビザ
インドアライバルビザのビザの種類、有効期間(滞在可能日数)、
取得費用は下記のようになります。
ビザの種類 | シングルビザ(1回の入国のみ) |
有効期間(滞在可能日数) | 30日 |
取得費用(クレジットカード支払い可) | 2000ルピー ※同価値の外貨での支払い可 |
※滞在期間の延長や他のビザへの切り替えもできません。
取得可能な目的
どのような場合の渡航目的でもアライバルビザが取得できるわけでなく、
下記の渡航目的に限られています。
①観光
②ビジネス(商談、会議参加)
③医療目的
アライバルビザが取得できる空港
インドにあるすべての空港で取得できるわけでなく、
下記の空港でのみ取得することができます。
デリー | ムンバイ | チェンナイ |
コルカタ | バンガロール | ハイデラバード |
日本国籍でもアライバルビザを取得できない方
下記に該当する方は日本国籍であってもアライバルビザが取得することはできません。
①パスポートの残存が6か月未満の方
②出国用の航空券、滞在費用がない方
③渡航目的が以下のような場合
・機械の修理や機械の設置等の技術目的の方
・就労や留学など中長期的に滞在しようとしている方
・外交・公用目的の方
④インドに居住がある方
⑤日本国籍に帰化された方
⑥両親のいずれか、または祖父母(父方、母方の両方)のいずれかが、
パキスタンで生まれた場合やパキスタンに永住していた場合の方
⑦インド政府によって好ましい人物と指定されている方
⑧アライバルビザを付与する人物に値しない方
必要書類
①パスポート 原本
※パスポートの残存が6か月以上
※未使用査証欄(スタンプが押されていないページ)が2ページ以上
②往復予約済み航空券(e-ticket)
③滞在費用を証明するもの(現金やクレジットカードなど)
④申請書(visa-on-arrival-application-form)
※申請書はインド行きの飛行機内でも入手可能です。
⑤入国カード(Disembarkation Card)
⑥ビザ代金(2,000ルピー)
アライバルビザの申請手順
インドの空港に到着したら以下の手順で申請をするようにしてください。
①記入済みの申請書等の必要書類をもって、ビザカウンターにいくようにしてください。
②ビザ審査官に書類を提出し、書類チェックと審査を受けてください。
③アライバルビザ発給に問題がなければ、申請書用紙に”SCRUNTINIZED”の
スタンプが押されます。
④スタンプが押されたら、ビザ代金を支払います。
⑤ビザ代金支払い後、移民カウンター(Immigration Counter)へ移動し、
生体認証情報(証明写真撮影と指紋の採取)の登録と支払い情報の認証・登録が行われます。
⑥情報登録完了と費用の支払いが確認されると、パスポートにビザが押さます。
この際、入国カードは回収されます。
※書類チェックや審査、生体認証情報登録などがあるため、
時間がかかることが予想されます。
インドに到着してすぐに予定がある方などは事前にシールビザか
ETA(e-Tourist visa)を取得するようにしましょう!
【注意】
日本から直接インドに渡航する際は黄熱予防接種証明書の提示は不要ですが、
インド入国6日前に黄熱に感染する危険のある地域を出発・経由してから到着した方が
インド入国する際は黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示が必要になります。
事前に黄熱予防接種証明書(イエローカード)取得するようにしてください。
接種するまでに時間がかかりますし、接種してから予防接種が有効になるのが
10日後になりますので注意してください。
黄熱病の予防接種に関しては厚生労働省検疫所HPに記載されてます。
詳細はそちらをご覧ください。
【免責】
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